王ケ頭・美ヶ原高原 写真アルバム 下諏訪へ

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2010年2月27日掲載

 
表紙すすむ(下諏訪から送迎バスで美ヶ原へ)

 この小旅行の目的は、王ケ頭・美ヶ原高原の撮影である。

 冬山の撮影は始めたばかりで、経験はないに等しい。冬の王ケ頭・美ヶ原高原は風の強い場所で、体感気温はマイナス20℃にもなる。ぼくは、それでも行く。1泊2日の間に出会ったものの写真を撮って、帰ってくる。写真を残せるのか残せないのか、出発前はとても気にかかるが、"何かはあるでしょう"と楽天的な気持ちが不安をかき消す。だが事故は絶対に避けなくてはならない。会社の仲間に迷惑がかかるだけでなく、今後休みも取りにくくなる。

 もうひとつ気になっていることがある。大好きな妻を東京に置いてきたことである。彼女は今回の旅行を楽しみにしており、場所が冬山であるので、ユニクロで防寒着を揃えようなどと話していたのだ。しかし、都合があってかなえられなくなってしまった。ぼくは妻に写真を見せるためにも、"いい仕事"をしてもどってくることを胸に出発した。

 池袋駅に着くと、構内のコンビニエンスストアで、おにぎりを買った。山手線の改札をくぐったところにロッテリアがあり、いつもの朝食とは趣を変えたものであったが、ソーセージの肉を挟んだハンバーガーを買った。紙袋ごとデイパックの中にしまった。

 さて、この先のルートを説明しよう。

 今夜の宿泊地は、美ヶ原高原ホテル山本小屋。冬季はビーナスラインという近道は閉鎖されており、遠回りして古い県道をのぼっていく。
 送迎バスは、JR中央線下諏訪駅で午前10時半に待ち合わせ。午前7時半発の特急あずさ3号に乗ると、午前10時に到着する。今回は高速バスは使わない。高速バスは、始発でも約束の時刻までに到着できないのだ。

 送迎バスは下諏訪駅から、およそ1時間少しの時間をかけて、美ヶ原高原まで山登りをする・・・。

 列車は家々をかき分けながら、速度を上げていく。空が明るくなり、青空が見えた。東京でも冬空はよく澄んでいて、上空の青と地平線沿い橙色のグラデーションが美しい。北のほうは晴れていて、南のほうは雲がまだ残っている。天気の心配はもうしなくてよいだろう。下諏訪駅への到着を待つ。ぼくは、車両の心地よい揺れに身を任せていると、束の間、眠りに落ちた。



旅の始まりは私鉄の駅から

手荷物に力を込めて、新宿駅をのぼる

中央線を下る。列車もいいものだ

下諏訪駅 真新しいプラットフォーム
表紙 すすむ(下諏訪から送迎バスで美ヶ原へ)

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