夏は清里 写真アルバム 王ヶ鼻・御嶽山 | ![]() | |
| 2010年8月21日掲載 |
| (美ヶ原牧場)もどる | すすむ(御嶽山・開田高原) |
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王ヶ鼻の神像群(背後から)。石像は、御嶽教を信仰するひとびとによるもので、御嶽山の方角を向いて建てられている。したがって、神様に縁のある石像であり、慰霊のものではないということである。
早朝散策イベントは、宿を出発したら、王ヶ鼻の神像群を終点として折り返してもどってくるのが通例である。 行き帰りの高山植物、牧場の景色、高原を渡る風、草や土の匂い、夏雲、太陽、地質、松本市街、北アルプス、そして、忘れてはならないのが、ガイドさんの語りである。美ヶ原高原の宿に泊まったらぜひ参加してみてほしい。 |
![]() 平成22年1月30日撮影 美ヶ原高原からの御嶽山 |
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ぼくが御嶽山を知るきっかけになったのは、美ヶ原が御嶽信仰にゆかりがあったこと、それと王ケ頭ホテルのスライド上映会で御嶽山を見たことである。
そして、2010年1月、冬季の美ヶ原で、御嶽山の撮影に成功したことにより、御嶽山への関心は大きく膨らんだ。御嶽山は、山容が雄大で美しい。絵になる山に違いない。 今回の高原旅行では、開田高原(かいだこうげん)を宿泊地として、御嶽山へアプローチすることにしたわけである。 |
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さて、王ヶ鼻だが、自然のままの環境を保っている。周囲には、柵はないので、足元を見ると断崖であることがわかる。事故は今までにないと聞くが、注意を怠ってはいけない。
石像の写真のところでも触れたが、王ヶ鼻の石像は慰霊のものではない。なぜこのような話をするかというと、イベント参加者がガイドさんに自殺があったのかという質問をしたのである。 自殺とはまったく無関係なこのような美しい自然環境に触れて、王ヶ鼻を自殺の現場であると想像してしまうのは、まさに自殺が社会問題になっているからにほかならない。 自殺は、他者の生命を奪うことと同様に、いかなる状況においてもやってはならないことである。残された者の心には、救えなかった自責の念と釈然としない悔恨が一生消えずに残るのである。 さらに一言触れるとすれば、これだけ科学技術が進歩しても死後存続についてはなにも明らかにされてはいないが、魂は肉体が死んだ後も残る。言い方を変えると、個性が残るらしい。現実から逃避しようした魂は、その目的を達成できず、さらなる苦痛、自殺の悔恨に苦しむのである。 ぼくらの心にも、死者の心にも、自殺後に平安はない。だから、自殺はいけないのである。 さて、美ヶ原高原の最後に、泊まった宿の話をしよう。 美ヶ原高原では、現在、王ケ頭ホテル、美ヶ原高原ホテル山本小屋、山本小屋ふるさと館の計3軒が営業しており、今回の宿は、山本小屋ふるさと館。 食事よし、客室よし、風呂よし、宿主さんよし。このような宿はそう多くはない。 ぼくは、これですべての宿に泊ってみたが、どの宿も味があってすばらしい。宿で働くひとたちはみな美ヶ原が大好きだし、気まぐれな旅人を「ようこそ」の気持ちで迎えてくれる。旅人は、そのようなもてなしにしびれて、また美ヶ原に来ようと思うのである。 |
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(2010.8.3撮影 美ヶ原高原王ヶ鼻) |
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